農村ケバルライ〜空中山脈


サブイベントこなしつつ、ケバルライ村へ。
ラリクシの家前でいきなりギバリが
 「俺達はここで待ってるからよ。ゆっくり話を聞いてきな。」
と言ってくれますvvvきゃあ〜〜〜〜vvvvvなんて仲間想いなのギバリっっvvvvvどんどんギバリ愛が膨らんじゃう〜〜〜vvvvv
結構ギバリってオイシイ役してるよね(笑)vvvvv
そしてカラス&ラリクシの2人きりで話す事に。あ、私も居るから3人か。
カラス&ラリクシの話全文掲載ですので、ネタバレ嫌な人は引き返す事!文句は聞きませんよ。
 ラリクシ「やあ来たか・・・。待っていたよカラス君。大変だったようだが、元気そうで何よりだ。」
 カラス「ああ、久しぶりだね、先生。手紙受け取ったよ。オレに話があるとか?先生、あんたと爺ちゃんはほんとに帝都で・・・?」
 ラリクシ「さて、どこからはじめたものか・・・。ふむ、やはりそもそもの始まり、あの研究の事から始めるのが一番だろう。
      もう20年前もの話だ・・・、直接帝国へも出向いたようだから、私とゲオルグが砂漠の小村の出身で、20年程前に
      帝都に招かれ、軍事的研究に携わったという話は既に聞き及んでいるだろう。当時我々はゲルドブレイム皇帝の
      命令に従い、新兵器や戦艦、鉄甲虫の設計、開発などを行っていた。だが、その裏でもう一つ極秘に別の研究を
      進めていたのだ・・・。我々はマグナスの秘密を解き明かそうとしていたのだよ。
      マグナ・エッセンス・・・、物質の本質をコード化し記憶・・・、そして必要に応じてその記号から元々の物質を
      再構成する。それは太古の魔導師によって完成されたシステムだ。だが、生命体のマグナス化は、遥か昔より
      実現不可能な禁断のワザとされていた。無理矢理マグナス化された生命は、解放した際にどうしてもいびつな
      壊れたモノしか再生出来ないからだ。しかしゲオルグはそれを実現してしまった。ヤツは天才だった・・・。
      当初は火炎洞窟の奥深くに潜む力を利用しようと考えていた。今ではそれが封印されたエンド・マグナスの一つだと
      判っているが・・・。ジャコモ、エイメ、フォロンはそうした研究の最初の実験体であり、彼らの常人を超えた力は
      その成果なのだよ。」
 カラス「ジャコモ達も、エンド・マグナスの力を・・・。」
 ラリクシ「そうだ。しかし、封印されたままのエンド・マグナスでは、どうしてもあれ以上の効果は望めなかった。
      我々は更に先へ進んだ・・・。私が何の話をしているか、判るかね?思い出せないか?それは君と、君の弟フィーの
      物語だ。カラス君、君はゲオルグによって人為的に生み出された、創られた生命なのだよ。」
 カラス「・・・!?」
 ラリクシ「帝都で我々は何年もかけ、様々な実験を繰り返した・・・。だが、さすがにゲオルグにも生命のマグナス化は
      不可能だった。生命をマグナスにした段階で、物ではない重要な何かが抜け落ちてしまうようなのだ。
      そこでゲオルグは方向を変えた。生命のマグナ・エッセンスを抽出するのではなく、逆の他の物質のマグナスに
      手を加える事で新たな生命を生み出す・・・。あの頃のゲオルグは何かに取り憑かれた様だった。最終的に
      素材として選ばれたマグナスに何ヶ月も掛けて手を加え、改良を重ね、徐々に変質させてゆき・・・、そしてついに
      マグナスから新たな生命が生み出された。それが君なのだ、カラス君。」
なっ、なななななななんですとおぉぉ〜〜〜〜〜〜っっっ!!!?
おいおい・・・、言葉が出ません・・・。カラスの裏切りよりも重いです・・・。
 カラス「そんな・・・、まさか・・・。」
 ラリクシ「信じられなくても無理はない。いずれ判る時が来るだろう。だが、しかし物質のマグナスから生み出された君は・・・、
      なんと言ってよいか・・・、あまりに人間的というか・・・、不完全だったのだ。こころの翼も片方しか
      備わっていなかったし。ゲルドブレイムは満足しなかった。彼の求めていたのは、完全な曇りなき生命・・・、
      そのマグナスを研究すれば、いずれは不老不死も望めるような・・・、そういった生命の誕生を求めていたんだ。
      彼は当時それを、神の子と呼んでいた・・・。」
 カラス「神の子・・・?」
 ラリクシ「その頃からゲルドブレイムは人を超えたものに取り憑かれていたんだよ。ゲオルグは更に君のマグナスを研究、
      改良を続けて、数年後にもう一つの新しい生命を誕生させた。完全なる生命のマグナスを持ったいのち・・・。」
 カラス「それがフィーなのか・・・!?フィーも、創られた生命だったというのか・・・。しかしコーダーは・・・、魔女の1人は
     オレにマグナスが感じられないと・・・。」
 ラリクシ「それは君のマグナスがこの世界の通常のものとは大きく異なるからだよ。ゲオルグがかなり手を加えてしまったからね。
      例えば、ここに青い体液の流れる生き物を連れてきて、その血を調べて欲しいと言ったとしたらどうだろう。多くの人は
      首を振ってそれはムリだ、そもそもこの生き物には血が流れていない・・・、そう答えるんじゃないかな。なぜなら、一般に
      人がイメージする血とは赤いものであり、青い体液というものは血として認識されないからだ。誰かにそう言われて初めて
      彼らは目の前の生き物には青い血が流れている、という事に気付く。それまで彼らにとっては、その生き物には血が
      流れてはいなかったのだよ。それがちゃんと自分達の目の前に存在し、見えていたにも関わらず、ね。
      それと同じ様な事が、君のマグナスに付いても言える。」
 カラス「ああ、なんとなく判ったような気はするよ・・・。」
いえ、私はよく判りません(笑)!話の例えが難しいよ先生っ!・・・って話が先に進んじゃったよ(笑)!
 ラリクシ「話を戻そう。ゲオルグはフィーの誕生を見た後、憑き物が落ちたように人が変わった・・・。幼い君やフィーと接する内、
      それまでヤツの中でずっと眠っていた何かがようやく目覚めたのかもしれない。いや、フィーが備えていた何かが
      ヤツを変えたのかもしれない。」
 カラス「・・・。」
 ラリクシ「そして12年前、ついに我々は帝都脱出を決意した。」
この実験の愚かさに気付いたゲオルグ&ラリクシは、研究所を故意に爆破させ、カラス&フィーと共に逃げ切る事に成功。
もちろん、ゲオルグ&ラリクシは、この爆破事故で死亡という事に。だからミンタカで流れいた噂だと10年以上前に死んだ事に
なってる訳か。
 ラリクシ「・・・我々の計画は上手く運び、無事ミラに落ち着く事が出来た。一介の旅人を装ってな。爆発のショックからか、
      帝国を脱して目を覚ました君は、それまでの一切の記憶を失っていた・・・。フィーはまだ当時3歳だったので、帝都での
      事はろくに覚えてはいなかったろう。その後、私はミラを出て、やがてここへ落ち着いたという訳だ。
      2年前にミラで君達に何か起こったのかは、私には判らない。もう別々の道を歩み、互いに連絡も取っていなかったからね。
      ここに気を失った君が運び込まれてきた時にはビックリしたよ。」
 カラス「ジャコモは帝都で死んだよ・・・。」
 ラリクシ「そうか・・・。」
 カラス「オレが・・・マグナスから生まれた・・・?ゲオルグ爺ちゃんが生み出した・・・?そんな話、信じられない・・・。」
 ラリクシ「ああ、そうだろう。ゆっくりと時間を掛けて、少しずつ事実を受け入れていけばいい。いずれにせよ、君は君として
      今ここにいる。どうやって生を与えられたかは問題ではない。それは我々皆一緒だよ。誰も、生まれてくる事を
      選ぶ事は出来ない・・・。気付いた時には生きている・・・、存在している・・・。」
 カラス「・・・。」
 ラリクシ「それから・・・、君に渡したいものがある。もしもの時はとゲオルグから預かったものだ。おそらく、今がその時だろう。」
 カラス「ゲオルグ爺ちゃんが・・・オレに?」
 ラリクシ「そうだ、遠い昔に、な。ミラに落ち着いてしばらくしてからゲオルグが君にと遺した物だ。それが何なのかは私も
      知らないが、空中山脈の山小屋にある。」
 カラス「空中山脈・・・?」
 ラリクシ「ああ、山頂付近に小屋がある。帝都を出た後でゲオルグと2人で建てた。」
 カラス「そこに爺ちゃんがオレに遺してくれた物が・・・。」
 ラリクシ「うむ・・・。行って受け取ってくるといい。」
いきなりの重い話でかなり沈みました・・・。だって創られたなんて思いもしなかったし。でも、気落ちしてる暇なんかない!
さっさとコル・ヒドラエのシールドをどうにかしてミローディアを止めないと。
さあ、空中山脈へGOだっ!・・・おっ?カラスどうした?
 カラス「先生、もう一つだけ聞いておきたいんだが・・・、オレの名を付けたのは・・・。」
 ラリクシ「うむ・・・。ゲルドブレイム皇帝だ。生まれた君が不完全だと知ると、不吉な、忌まわしい片羽の鳥だ!と言ってな・・・。」
 カラス「やっぱり・・・。」
 ラリクシ「帝国を脱出した後、ゲオルグと私は君に新たな名を与えようとしたのが、君は自分に付けられた名前だけは
      決して忘れようとしなかった・・・。他の全ての事は忘れながら・・・。」
 カラス「ああ・・・、きっとオレの命と憎しみの理由だったろうからな・・・。それだけは捨てられなかったんだ・・・。」
がくり・・・。「カラス」って名前、やはり深い意味があったんですね・・・。でもゲルドブレイムの野郎が名付け親だなんて・・・。
なんて可哀想な境遇なのカラス!カラスに憑いてる精霊として、とても悲しくなります。
話を終え、仲間の元へ。
 シェラ「カラス、大丈夫・・・?」
いきなりシェラのお気遣いの言葉!!萌えますね・・・vvv
 カラス「ああ、大丈夫だ。皆、空中山脈まで付き合ってくれ。そこに爺ちゃんがオレに遺してくれた物があるらしい。」
 ギバリ「よし、判った!どんな話があったのか知らねえが、しけたツラしてんじゃねえよ、カラス!」
 リュード「ええ、そうですよ。僕らにはまだまだこれからやらなきゃいけない事が残ってますから!」
 ミズチ「元気出すね、カラス!ミズチさまが付いてるよ。」
 サヴィナ「作戦遂行の事だけで頭の中を一杯にしてみろ。考えるのは後でいくらでも出来る。
       ・・・無事にこいつを生き延びられれば、な。」
 カラス「みんな・・・。ありがとう。」
ああ・・・、なんて素敵な仲間愛なんでしょう!これだからRPGはやめられない!でもカラス!私の存在を忘れてもらっちゃ困るな〜!
確かに辛い現実だけど、それをしっかりと受け止めないと!カラスが創られた存在であっても、カラスはカラスだから!
まだまだ忙しいですよ!頑張っていかなくては!
 カラス「あ、ああ・・・。そうだな、アサコ。さあ、それじゃ行こうぜ、みんな!」
空中山脈攻略中。ザコ共がかなり弱く感じるのだが(笑)。
気付いたら、いつのまにかミズチが2番目にレベルが高くなっていた(笑)。メンバー替えますか。
まずカラス、これは当たり前ですね、カラスの為にここに来てるんだから。そしてギバリvvvもう外せない(笑)。
そしてお久しぶりにシェラ。なんと最初から一緒に居るのにレベルが1番低かった(笑)!育てないと。


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