空中山脈〜妖精導師の宮殿


山小屋到着、
 カラス「どこにあるんだ、そのゲオルグ爺ちゃんがオレに遺したものっていうのは?」
 ジャコモ「ああ、一体何なんだろうな、親父の遺産と言うのは?」
 カラス「ジャコモ!!」
 ギバリ「貴様・・・、生きてやがったのか!?」
はい〜!?何で生きてんだお前!と思ったが、ギバリが私の思いを代弁してくれましたvvv嬉しいvvvvv
 エイメ「悪かったわねえ、そう簡単に・・・。」
 フォロン「やられちゃう訳にはいかないのさ。」
 リュード「お前達・・・!?」
エイメ&フォロンも生きてて、仇3人衆と再びバトル。
 ジャコモ「久しぶりだな、カラス。こっちはゴルドバでの一戦以来、端から様子を見させてもらっていた。事態がどうなっているのか
       今一つ掴めなかったんでな。しかしまさかあんな小娘にしてやられたとは・・・。
       皇帝とミローディアの繋がりが太いのは知っていたが、まさか小娘の方が裏で皇帝をいいように操っていたとは・・・。
       一体あの娘は・・・?しかしアヌエヌエを張っていたのは正解だった。おかげでラリクシの居場所まで知る事が出来た。」
 カラス「付けてたんだな、オレ達のあとを?」
 ジャコモ「ああ・・・、ずっとという訳では無いが。こっちも色々と準備があったからな。しかし12年前の研究所の爆発にはまんまと
       してやられた。お前達は皆爆発に巻き込まれて死んでしまったものだとずっと信じていたよ。
       それがあの事故から10年近く経った後にひょんな事からミラに腕の良い職人が居ると噂で聞く事になろうとは・・・。
       更にその男には片羽の孫が居ると知った時は、自分の耳を疑ったよ。」
 カラス「・・・やめろと言ったんだが、爺ちゃんは道具をいじるのが・・・、自分のいじった道具で人が喜ぶのを見るのが好きで、
      オレ達にはどうしようもなかったんだ・・・。」
 ジャコモ「フン。父は・・・ゲオルグはある種の特異体質だった。気付いていたか、カラス?彼はモノと話が出来た。
       それで帝都での研究の際も、マグナスと直に対話しながら改良を重ねていく事が出来たんだ。
       なんでも祖母が・・・、ゲオルグの母親が若い頃に火炎洞窟で迷子になったと聞いた事がある。あそこには邪神の
       エンド・マグナスの一つが封じられていた・・・。恐らくゲオルグの母親は、その時知らず知らずの内に邪神の力の
       一端に触れてしまったのだろうな。そしてその結果、生まれてきたゲオルグが・・・。
       当時のゲオルグはいざ研究の事となると人が変わったようになったよ。まるで何かに取り憑かれたように、全てを
       犠牲にして・・・。今思うと、実際の所あれは心の中に何か急き立てられ、必死になって研究を進めていたのかもな・・・。
       2年前、事実を知ったゲルドブレイムはすぐさまお前達の抹殺を命じた。自分を騙し、コケにしたお前達が
       許せなかったんだ。皇帝は10年前の事などすっかり忘れていて、ゲオルグの研究の成果さえ疑っていたな。
       俺はゲオルグをなんとか生きたまま帝都へ連れ帰り、新たな研究を始めさせたかったんだが・・・。昔話は終わりだ。
       エイメ、フォロン、やるぞ。」
 エイメ「オーライ、いつでもいけるよ。」
 フォロン「あぁ、こっちもオール・グリーンさ!」
ずいぶん長話だな、戦いの前に(笑)。でもまた一つゲオルグの秘密が!モノと話が出来たって・・・。
エンド・マグナスってのは色んな副作用を人に与えるものなんだな。
 ジャコモ「そらっ!」
 ギバリ「ムッ!?」
 ミズチ「なにか聴こえるね?」
 リュード「これは・・・!」
 ジャコモ「帝都に潜り込んで研究所から頂いてきた。こいつはお前に効くんじゃないかと思ってな、カラス。」
 カラス「・・・!?何だ・・・!?」
 サヴィナ「超毒音波か!?」
 ジャコモ「精霊とは、この世界とは異なる他の世界から流れ込む声と力だそうだな。この超毒音波の共鳴空間内では
       その声は掻き消され、その力はチリと化す・・・。これでもうお前は精霊の力は使えまい!」
 リュード「なんだって!?」
 シェラ「大丈夫、カラス!?」
 カラス「く・・・!アサコ!?聞こえるか、アサコ!?」
私には聞こえてるぞっ!ここに居ますってばよ!!
 カラス「ダメだ、聴こえない・・・。アサコの力が感じられない!?」
 エイメ「ざまないねえ、カラス。あんた1人で一体どこまでやれるって言うんだい?」
 フォロン「フフン、精霊の力無しでも、精一杯努力して、ちゃんと楽しませてほしいな。無能は無能なりにね。」
 ジャコモ「さあ、それじゃそろそろ始めるとしようか。潮時だ、いい加減ここらでケリをつけてやろう。いくぞ、カラス!!」
ここでジャコモが変な輪を壁に突き立てます。変な音波があたりに響き渡り、私の力が封印されちゃうんだよー!
なんて事しやがんだお前ら!
でもカラスの攻撃力が落ちた訳では無いようだ。しかし私ってば本当ギバリ育ててんなー、と感じた一戦。
カラスはクラスレベル6の最高値で、マグナス9枚出せるんだけど、クラスレベル5(マグナス6枚出す事が可能)のギバリと
ファイナルダメージが同じくらいなんだよ(笑)。愛を注ぎ込んだ成果ですなvvvvv
3人衆撃破。しかしカラスは致命傷を負ってしまう・・・!カラス、頑張れっ!!
 ジャコモ「フン、精霊の力を借りぬ割には良く頑張る・・・と言いたいところだが・・・、所詮はこの程度か、お前も、カラス!?」
 カラス「うぐッ・・・!!」
 ジャコモ「貴様もゲオルグとフィーのところへ行け。」
 カラス「う・・・、フィー・・・。」

ここでカラスの記憶の一端が垣間見れます。
 カラス「フィー・・・、オレもダメみたいだ・・・、もう・・・。」
精霊の杜で息を引き取ったフィー、その後にカラスも倒れちゃうんですよ。でも、フィーの生命がカラスの中に流れ込んで、
カラスは一命を取り留める事が出来たんですね。

 シェラ「カラス・・・!?」
 ギバリ「大丈夫か、カラス!?」
 カラス「く・・・!思い出した・・・。フィーが・・・。あの夜フィーが・・・、オレの命を救ってくれたんだ!」
 ジャコモ「どうやら自分が何者なのか、ようやく悟ったようだな。俺も始めは何が起こっているのか判らなかった。なにしろ
       お前は2年前のあの夜、確かに死んでいたはずだったのだからな。だが、事態が進むにつれ、ある推測が
       形を成してゆき・・・、最後には確信した。お前の中にフィーが・・・、神の子がいるとな。2年前のあの夜、フィーは
       お前に命を与えた・・・。お前はフィーのマグナスを吸収した!」
 カラス「フィーが・・・、フィーのマグナスがオレを生かしてくれたんだ・・・。」
 ジャコモ「ゲオルグ亡き後カラス・・・、お前だけが生命のマグナスの残された唯一のカギだ・・・。フッ・・・、だが今となっては
       もうどうでもいい・・・。究極の生命のマグナスも・・・神の子も・・・。フィーの物語は終わった!!」
 カラス「ぐあッ・・・!?ジャコモ・・・!貴様・・・爺ちゃんの飛翔器を・・・!!」
ここでカラスの飛翔器がジャコモに壊されます。こ、この野郎!
でも新たな飛翔器が現れ、ゲオルグ爺ちゃんの遺産がこれだったと判明。高性能の飛翔器のようです。
ここでもカラスの過去が流れます。

 カラス「ねえ、爺ちゃん・・・、どうしてオレには翼が片っぽしか無いんだ?」
 ゲオルグ「カラス、そんな事は気にするでないぞ、翼のある者が偉いと決まった訳ではない。翼を持つ者が古い種で、持たぬ者の方が
       新たな進化した種だという可能性もある。もしそうだったら、お前の方が連中より一歩進んだ生命だと言う事になる。」
 カラス「違うよ。そうじゃなくて、どうして片っぽだけなのかって事だよ。」
 ゲオルグ「・・・。そいつは難しい質問だな。いいか、カラス、そもそもこころの翼というのはな、誰もが持つ人の気、精神力オーラが
       視覚的にイメージされているのであってな、心の働きが大きな役割を果たしておるのだ。
       心が関係する以上は脳の仕組みが強く影響を及ぼす事になる。つまりは、右脳と左脳のそれぞれの発する電気信号が・・・。」
 カラス「そんな事言われても訳判らないよ、爺ちゃん。」
確かに(笑)。お子様にそんな難しい事わかる訳無いっての(笑)!私だって判らないんだから。
 フィー「カラス兄ちゃん、いいじゃないか、翼が片っぽしかなくたって。カラス兄ちゃんはカラス兄ちゃんなんだから・・・。
     ボクなんか、両方とも翼がなくたってへっちゃらだよ。」
 カラス「そりゃお前はそれでいいのかもしれないけど・・・。」
 ゲオルグ「心配するなカラス。わしが腕によりをかけて、お前の欠けた翼を造ってやるから。時が経つにつれ、お前と一緒に成長するような
       素晴らしい翼を、な。」
 カラス「うん!」
 ゲオルグ「それとな、いつかお前が恐ろしい戦いの渦に巻き込まれた時・・・、その時お前の力となる真の翼を残しておいてやろう・・・。
       それが、わしがお前にしてやれるせめてもの贖罪だ・・・。許せ、カラス・・・。」

 カラス「爺ちゃん・・・。」
 ジャコモ「くッ・・・!」
 カラス「ジャコモ・・・、フィーの物語は終わったと言ったな。終わらせない・・・、まだ終わらせないぞ!オレが生きてる限り
      フィーの物語は終わらせはしない!!」
超毒音波によって消された私の力も解放され、なんと2連戦。またバトル突入。ギバリのストレートプライズが決まりに決まり、
1戦目よりかはラクに勝てました。ここで敵側の信頼関係を拝めます。
 ジャコモ「終わったか・・・、何もかも・・・。全て・・・。エイメ、フォロン・・・、大丈夫か・・・?」
 エイメ「あ、ああ、ジャコモ・・・。」
 フォロン「何とか、ね・・・。」
 ジャコモ「そうか・・・。お前達はカラスや、残った連中に協力しろ・・・。もう帝国も無く、ゲルドブレイムも居ない・・・。この世界を・・・、
       ヤツらの好きにさせるな。」
 エイメ「ああ・・・、ああ判ったよジャコモ・・・!だからもう・・・!」
 フォロン「ジャコモ・・・、死んじゃダメだ!!」
 ジャコモ「カラス・・・、ヤツらを・・・、ミローディアを止めるんだ・・・。」
 カラス「判った・・・。約束するよジャコモ。ミローディアはオレ達がきっとなんとかする。」
 ジャコモ「長かったようで・・・、短かったな・・・。あばよ・・・、カラス・・・。」
 エイメ「・・・!?ジャコモ・・・!?ジャコモ!!」
 フォロン「くッ・・・!」
結構信頼関係が厚かったんですね、この3人衆って・・・。最期の最期にこんなシーン見せ付けられちゃったら
好きになっちゃうじゃないかー!敵側にもストーリーが付いてるのが珍しい。でもこういう方が感情移入しやすくて良いよね。
小屋から去ろうとする2人にギバリが声を掛けます〜vvvvv
 ギバリ「行くのか?」
 エイメ「ああ。」
 フォロン「ジャコモはああ言ったけど、やっぱりさっきの今ではい、お友達って、手を繋ぐ訳にもいかないだろ?」
 エイメ「それにあたしはカラスにとっちゃ、依然あのじじいや弟の仇な訳だしね。」
 カラス「・・・。」
 エイメ「あたしとフォロンもアザーの出でね・・・。2人共孤児でゲルドブレイムに金で買われたのさ。ゲオルグの実験の
     モルモットとして・・・。」
 フォロン「・・・。」
 エイメ「カラス、お前がどう思うと知ったこっちゃないが、こっちはあのじじいに死んでもらってせいせいしてるよ!」
 カラス「・・・。」
 エイメ「フッ・・・、じゃあね・・・。」
なんだ〜、てっきり和解するものかと思ったのにな〜。
アヌエヌエに帰還。コトランから世界情勢が聞けます。ディアデムの事について聞いたら
 コトラン「ナシラの近くで伝説の河の主が目撃されたんだって。これもコル・ヒドラエの影響かもね。
      なんでもその背中には、何百年も昔の漁師さんの武器が刺さったままなんだってさ。」
 ギバリ「河の主に漁師の武器・・・?そいつは大天河の主だな。百年も昔から姿を現してねえって聞いてたが・・・。」
攻略本見てみたら、大天河ではギバリを大幅にパワーアップ出来るとか。よし、次の目的地決定(笑)。
ギバリ最優先ですvvv
ちなみに他の情報は・・・
→アヌエヌエ
 コトラン「そうそう姫様、アヌエヌエのどこかに、古い古い禁断の魔道書があるらしいんですよ。それがあればきっと姫様の
      役に立つと思って、私達あちこち探したんですけど、全然見つからないんですよ。」
 シェラ「禁断の魔道書か・・・。そうね、もし見つける事が出来たら、コル・ヒドラエでもきっと役に立つわ。」
→ミラ
 コトラン「魂の道にゴルドバそっくりの幽霊戦艦が出るって言う噂があるの。なんでもそこから亡霊の哭き声が
      聞こえてくるんだって・・・。うう、恐いよお。しかもね、その声「リュード」って呼んでるとか・・・。」
 リュード「僕を・・・?そんなまさか・・・?」
→アルファルド
 コトラン「砂漠の村の人達がモンスターに包囲されて孤立してるの。救援を出したいんだけど、どこも手一杯で
      どうしようもないんだ。今のところは狂狼部隊の人達が守ってくれてるから安心なんだけど・・・。」
 サヴィナ「アズダー達が・・・?」
→ドゥール
 コトラン「そうそう、土の民さん達がまだ何人か泥雲の下に残ってるんだよ。えーと、大カムロさんとクラムリさん。
      あ、それとキっていう男の子も。」
 ミズチ「キも?」
最後にコレルリに話し掛けると、最終決戦が近い事が告げられます。
よーし、皆パワーアップさせて、充分強くしてからコル・ヒドラエに乗り込んでやろうじゃねーか!
首洗って待ってろよ、マルペルシュロ&ミローディア!!


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